東京都及び近郊3県で実施されている保育士待遇改善策
東京をはじめとした特に保育士不足が深刻な
一都三県ではそれぞれの地域ごとに
保育士の待遇改善に向けた取り組みが行われています。
待機児童解消のため各自治体が率先して
保育士の確保と施設の拡充に取り組んでいるわけです。
とにかく、現場で働く保育士の待遇を最優先で考えないと
離職が増えてこれでは将来的にも困ってしまいますよね・・
また、これから保育士を目指す若い学生さんのためにも
保育の仕事のやりがいや待遇面でも
夢が持てる環境づくりも大切なことでしょう。
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一都三県で行われている待遇改善の取り組みは
東京都
- 月平均21,000円給与引き上げを行う補助制度
- 首都圏以外に在住の保育士を対象とした住宅支援
- 世田谷区と大田区では家賃補助制度
横浜市
- 保育士宿舎借り上げ支援事業
- 資格取得講座受講料補助制度
- 保育士試験受験料補助制度
千葉県
- 保育士・保育士支援センターの開設
- 保育コンシェルジュの設置
埼玉県
- 仕事と子育ての両立など多様な働き方実践企業認定制度
- 保育コンシェルジュの設置
概要として、このような取り組みが行われています。
この取り組みが成功したひとつの例として
横浜市では2013年ですが待機児童ゼロを達成
保育士待遇改善に最も力を入れている自治体だといえるでしょうか。
都心部では保育の施設と保育士の確保が急務
まだまだ働く保育士さんの待遇や環境も改善の余地があります。
特に東京はよりスピーディに取り組むことが求められています。
小池知事もいろいろ政策を打ち出して
保育士待遇の改善にも乗り出しています。
国ももっと本腰を上げて取り組むべき問題ですよね。